例会の講師には、元北海道開発局長 本田 幸一様をお迎えし、「釧路根室地区及び北海道の現在とこれからについて」をテーマに講演が行われた。
冒頭、民間の立場で具体的にみちとマチづくりに声を上げている、釧路根室圏まちとくらしNWFの活動を評価して頂く。
地方都市の地域成長に欠かせない点として
- 民間の立場での発信力
- データに基づいた説得力
- 将来の地域の形を構想するイメージ力
の重要性を挙げられる。
本州の高規格道路の進捗率に比べ、本道はまだまだ立ち遅れている。
中央に対して、今迄以上に予算をぶん取ってくる位の迫力があってもいいのではないかと激励して頂いた。
最後に、従来の国土総合開発法(昭和25年制定)により作成された、全国総合開発計画(全総)は、2008年(平成20年)国土形成計画に衣替えしました。
しかし、全総がなくなり、国の骨格が示されにくくなり、国力の衰退を懸念している。
中央の振り付けではない北海道、地方都市独自の構想を招き、汗をかき恥をかいて進めて欲しい。会員の今後の検討を期待している。と講話を終えられた。
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