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9月13日に、当フォーラムが初めて主催した「北海道横断自動車道阿寒トンネル市民現場見学会」が開催され、老若男女の一般市民40人が参加し、このほど貫通した阿寒トンネルで工事中のトンネル内部を目の当たりにしました。この見学会は、平成17年3月に着工した北海道横断自動車道本別釧路間の現状をたくさんの人たちに理解してもらい、早期完成を求める機運を盛り上げようと初めて企画されたものです。
見学した阿寒トンネルは、新直轄で工事着手した北海道横断自動車道本別〜阿寒間の内、最も釧路寄りに位置する全長1173mのトンネルで、平成18年度に清水建設・竹中土木・岩倉特定建設工事共同企業体が受注して工事を行っております。
始めに現場事務所を訪れ、釧路開発建設部釧路道路事務所の谷口所長、瓜生第3工事課長から北海道横断自動車道についての説明や、釧路商工会議所の濱屋専務理事から見学会参加者へのお礼などがあり、その後、現場の担当者から阿寒トンネル工事について詳しい説明がありました。
トンネル工事の発破、整形、鋼製支保工、吹き付けコンクリート、ロックボルト、防水シート、インバートコンクリート、覆エコンクリートなどトンネル施工の一連の流れについて解説を受け、参加者は、メモを取ったり、映されたスクリーンを撮影したりして熱心に聞き入っておりました。
その後、工事現場まで移動し、阿寒トンネルの阿寒側坑口から覆工打設まで完了しているトンネル中央部までバスで入り、現場内を見学しました。担当者から各要所で詳しい説明を聞きながら庶路側坑口まで歩きました。
当フォーラムは、今回、参加された皆さんは非常に関心が高く、道東道の完成を心待ちにしている事を大変強く感じることが出来ました。
また、40人の募集に対して90人もの応募があり、50人の方には残念ながら参加していただけませんでしたが、今後もこのような見学会を開催し、より多くの人に北海道横断自動車の早期開通についてご理解を得ていきたいと思います。
・・・見学会開催のご協力、誠にありがとうございました・・・
釧路開発建設部釧路道路事務所 様
清水・竹中土木・岩倉特定建設工事共同企業体 様
釧路商工会議所 様
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